いぼ治療のために│種類と原因を知って治療しよう

老人性いぼを治療する

ナース

老人性いぼは脂漏性角化症とも言われて、皮膚の老化現象の1つです。大きな原因は紫外線によるものです。人の身体は、紫外線を浴びるとその刺激から肌をガードするためにメラニンが分泌されます。若い間は身体や肌の代謝もいいため、ターンオーバーによって分泌されたメラニンは皮膚表面に押し上げられ、角質や皮脂と共に垢として排出されます。しかし高齢になると肌の代謝が落ちてしまうため、この分泌したメラニンがそのまま肌に残ってしまい、色素沈着を起こしやすくなってしまいます。色素沈着がおきた部分はやがて老人性色素斑と呼ばれるシミとなり、盛り上がってきたり、表面がザラザラと硬くなったりなど変化していぼになるケースがよくみられます。また、同じ紫外線が原因の光老化(紫外線による肌の老化)でも、シミの原因となってしまいます。こうした現象は60代以降から多く見受けられるようになってきますが、日常的に紫外線をたくさん浴びている場合は40~50代や、更に若い年齢でもこうした老人性いぼができてしまうことがあります。なお、遺伝から老人性いぼができてしまうこともあります。老人性いぼを治療するためには、皮膚科や美容皮膚科などで施術を行う必要があります。治療方法はウイルス性いぼと変わらず、液体窒素による凍結療法やレーザーによる切除治療が一般的です。いぼのサイズが大きくて液体窒素やレーザーでの処理が難しい場合は、メスで患部を浅く切除して治療する場合もあります。こうした施術とあわせて、日々の紫外線対策などの予防から行っていくことが大切です。日焼け止めや帽子を活用して直射日光を避け、しっかりと肌を保湿しましょう。肌は乾燥してしまうと、紫外線の刺激を退けるバリア機能が衰えてしまいます。そうした理由から、夏場だけではなく肌が乾燥しやすい冬場でも注意が必要です。さらにメラニンの生成を防ぐ化粧品を使用したり、血行を促進してターンオーバーを整えたりなど、シミの発生を予防することも大切です。肌の健康を意識する際は、ストレスや睡眠不足などにも気を使う必要があります。なお、タバコも肌に悪影響を与えてしまいますので控えたほうがいいでしょう。

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